COMPANY

会社沿革
CONCEPT

会社沿革

1935 5/1 初代社長 曽根義雄 会津漆器の塗師として個人創業 初代社長 曽根義雄 会津漆器の塗師として個人創業
1965 4/16 資本金350万円にて三義漆器店設立
会津若松市大町一丁目
1976 新事務所設立
会津若松市千石町
1977 スクリーン工場併設
1978 2代目社長就任 曽根賢治 2代目社長就任 曽根賢治
1980 資本金700万円に増資
1983 業務拡大に伴い事務所移転
(会津若松市門田町漆器団地)
1984 成型工場併設
1987 塗装工場併設
1988 製版工房併設
1990 第二スクリーン工場併設
1993 手描き蒔絵工房併設
1994 資本金1000万円に増資
1996 うるし手塗り工房併設
1997 CGデザイン設計室併設
1998 倉庫増設
2001 原料タブレット化工房併設
2002 少ロット対応第二塗装工場併設
2005 特殊塗装プラズマ処理工房併設
2008 3代目社長就任 曽根佳弘      会長就任 曽根賢治
2010 社員駐車場購入 (3207.97㎡)
2010 企画開発室併設
2011 倉庫増築
2013 新倉庫建築
2013 事務所改装
2014 新工場・倉庫・射出成型・第三塗装・倉庫  増設
2014 太陽光発電パネル設置
2018 新包装室・新食堂 増設
2019 第5塗装工場 増設

三義漆器店 自社生産工場への変遷

会津漆器の製造は、元来職人さんに依頼し作ってもらったものを販売するという方法を取っており、現在においても従来の外注依託製造がほとんどです。 当社も同様の方法にて販売しておりましたが、様々な観点から自社生産工場を確立し、生産・販売を一環と致しました。それでは、なぜ一環としなければならなかったのか、その理由を各部門に分けてご説明差し上げます。

成型部門

成型部門

既存の工場

当社も外注の工場より素地の仕入をしておりましたが、単独の自社オリジナル商品は少なく、どこでも流れる一般型が多い。
また、ユリア、フェノール、メラミンなどの様々な原料を使用するため、指定原料外のもので間違えて成型し色がよく似ているためそのまま消費者へ・・・という管理も他社管理方式が多い。

当社成型工場

直圧プレス成型から射出成型へ、現代のライフスタイルにマッチした電子レンジや食器洗浄機に対応し軽くて割れにくく安全で扱いやすい食器をつくっています。
独自の原材料を開発し耐熱性に優れた食器です。
射出成型機 3機を有し徹底した自社管理の下安心の品質と価格で三義漆器店からお届けいたします。

塗装部門

塗装部門

既存の工場

ウレタン塗装の場合、乾燥温度110度乾燥時間30分としなければならないという大手塗料メーカーの提唱があるにもかかわらず、乾燥温度及び乾燥時間の管理システムのある塗装工場は、全国の漆器産地をみても全くないのが現状である。(大手塗料メーカー社長言)

当社塗装工場

当社は、上記成形工場と合わせまして新塗装工場を設立、高周波コロナ放電方式除電ブースによって前処理された素材は、自動湿調吸気システム完備のクリーンルームにて塗装後、スラットコンベア式IR乾燥炉にて手触乾燥後(不純物付着防止)、トンネル方式バッチ型乾燥炉にて本乾燥(温度安定=塗料密着)をすることにより安定した品質を保持しております。

加飾部門

加飾部門

既存の工場

加飾工場は、一般には作業のしやすいラッカー及び油性塗料を使用し、自然乾燥にて絵付けをしますが、会津のような季節の気温差が激しい地方では、乾燥のむらが多く、仕上がりの密着力に不安が生じます。

当社加飾工場

当社加飾工場の使用塗料は、エポキシ塗料によるもので、生産性はよくありませんが肉厚がよく、加えて当社では乾燥室を配備し、焼き付けることによって強度な商品を生産致しております。
当社において生産工場を確立するにあたっては以上のような様々な要因があり、生産性よりも品質を重視し、納期厳守の体制を取ってお客様に安心して販売して戴けるよう社員一同心がけております。